2020年7月から海外FXの扉では海外FX業者でトラリピの運用を始めました。
前回の報告から半年ほどたってしまいましたが、2021年6月末で開始から丁度1年が経ちトラリピでどれくらいの実績をあげることができたかをお伝え出来ればと思っています。
グラフ画像にある通り、1年間でトラリピ運用により¥2,769,675の利益をあげる事ができました。
月額換算で毎月23万円ほどの利益となっています。
6月末時点での含み損は¥1,200,711で、もし6月末時点でトラリピ運用から撤退し全て決済した場合は¥1,568,964の利益が確定となります。
トラリピは含みを抱えながら利益につなげていく自動売買の手法ですから、含み損に関しましては日々変化しています。
海外FXの扉ではトラリピで長期運用の予定ですから含み損を決済させる時期は明確に決まっていません。
海外FXの扉でのトラリピ運用は初心者の状態(FXの知識がほとんどない)で始めましが、これだけの利益をあげることができています。
誰でも簡単に利益をあげていける手法であることがこの1年の実績によりある程度証明できたのではないかと思っています。
簡単に利益をだしていけますが、ノーリスクといった意味ではありませんので運用資金にあわせて十分な検討(設定)が必要になります。
何も考えずにはじめると失敗するでしょう。
海外FXの扉トラリピ戦略
海外FX業者でも国内本家でもトラリピ運用では同じことが言えるかと思いますが、1番には運用できる資金に見合ったトラリピの設定を組む必要があります。
資金に見合った設定が出来ていない場合はリスクが大きく反面利益は大きくなります。
資金に見合ったリスクの少ない設定では、利益が小さくなります。
ワイドレンジとナローレンジ
準備できる資金で極限までリスクを抑えたレンジ幅を大きくとる設定、リーマンショックやコロナショックにも耐えうる設定ですね。
FXはギャンブルといった認識から資産運用に変える設定がこれにあたります。
広い範囲として運用する為、ワイドレンジ(Wide range)等とも言われています。
反対にリスクは大きくなりますが、狭いレンジ幅ナローレンジ(Narrow range)を予想して運用できる資金をその幅に割り振った場合は利益が大きくなります。
トラリピ運用では、資産運用といえる運用方法からリスクをとった設定まで無限の設定方法がありますので、設定、運用計画や自身の資金管理が重要になってきます。
海外FXの扉では初心者の状態で始めましたので、初めはワイドレンジを中心に設定し、途中から資金に合わせてナローレンジでも運用を始め11の通貨ペアにて運用しています。
2021年6月トラリピによる利益
通貨ペア | 今月の利益 | 累計利益 | 評価損益 |
---|---|---|---|
AUD/CAD | ¥-338 | ¥55,810 | ¥-21,599 |
AUD/JPY | ¥19,482 | ¥175,930 | ¥-7,173 |
AUD/NZD | ¥-140,403 | ¥1,352,909 | ¥-62,198 |
AUD/USD | ¥-23,852 | ¥150,767 | ¥-136,945 |
CAD/JPY | ¥12,824 | ¥201,470 | ¥-12,217 |
EUR/JPY | ¥33,063 | ¥192,892 | ¥-525,948 |
NZD/JPY | ¥26,975 | ¥139,649 | ¥-297,746 |
NZD/USD | ¥-29,372 | ¥117,678 | ¥779 |
USD/CAD | ¥27,389 | ¥188,182 | ¥-4,863 |
USD/CHF | ¥25,088 | ¥115,476 | ¥-30,615 |
USD/JPY | ¥6,393 | ¥134,722 | ¥-102,186 |
合計 | ¥-42,413 | ¥2,769,675 | ¥-1,200,711 |
6月の表の通りで着実に資産を増やし続けています。
相場のレンジ予想、バックテスト、ATR(平均の値動き)を入念に検討し、当サイトではAUD/NZDの通貨ペアにてナローレンジでトラリピ運用を行っています。
その為、AUD/NZDの通貨ペアでは利益が大きくなっています。こちらの通貨ペアはLAND-FX、GEMFOREX両方で運用しています。
その他の通貨ペアに関しましては、リーマンショックやコロナショックを加味したワイドレンジの設定として6月末現在で全通貨ペア合計1,200万円程度の資金で運用しています。
1,200万円での運用となっていますが、海外FX会社のボーナスを効率よく利用している為大凡600万~700万程度の準備金+入金ボーナス600万程度となっています。
この辺が海外FX業者でトラリピ運用する最大の利点ですね。
準備資金としては600万~700万が限界の資金ではなく相場の動きにより、状況に合わせて入金する計画としています。
何故準備できる資金を口座に全て入れないのか?
それは準備できる最大の資金の中には実生活において突発的に必要になるお金もあるかと思います。すべてFX口座にいれてしまっては、実生活において何かあった場合に資金をFX口座から引き出すことが出来ないからです。
その理由としては便利な海外FX会社の入金ボーナスですが、資金をFX口座より引き出すことで入金ボーナスが消滅してしまいます。
このようなデメリットがある為、相場状況に応じて必要なら入金といった形をとることにしました。
現在の動きの少ない相場といった理由も一部ありますが、追加で資金を大口で追加するには至っていません。
LAND-FXのMT4チャート不具合
6月単体でみると利益がマイナスの通貨ペアがあります。
通常トラリピ自動売買において利益がマイナスになる事は損切りを行わない為ありません、ですが今回の6月ではマイナスが発生しています。
これは海外FXの扉メインで利用している海外FX会社LAND-FXで6月18日にMT4のチャートが停止する不具合が発生し意図しないポジションを多数エントリーした分を強制的に決済させた結果です。
総額60万円程度の損害損失を受けましたが、後日全額LAND-FXにより保証され、残高に返却計上されました。
あたりまえのことですが、しっかりとユーザー対応を行ってくれたことに一層LAND-FXの信頼性が向上しました。
親しい身内でも複数当サイトオリジナルのトラリピEA【虎利比】を利用してLAND-FXにてトレードを行っていますが、全員LAND-FXのMT4チャート不具合に係る損害損失分については保証されています。
トラリピによる損益の推移
海外FXの扉でトラリピの運用を始め初めの2カ月程度はその時点で全て決済させると実質マイナスになってしまう月もありましたが、月ごとに集計を取ってきた結果ほとんどの月で、その時点ですべてを決済させてもマイナスにはなっていません。
赤い折れ線グラフが全てのポジション(評価損益分)を決済させた場合の利益となっています。
トラリピ運用の開始がコロナショック直後といったこともあり比較的安定的な相場推移となっているようですが、トラリピ運用においては相場が上下するほど利益が積み上がりますので、すこし相場の動き的には物足りないといったところでしょうか。
コロナショック直後ですので、世間で言われる10年スパンの世界恐慌はまだ当分先!と考えればトラリピ運用はじめ時なのでは?と感じます。
トラリピEA
海外FX会社でトラリピ運用するなら必須のトラリピEA(エキスパートアドバイザ)。
当サイトオリジナルのトラリピEA【虎利比】を無料でプレゼントしています。
一部では結構な値段で販売しているようですが、買う必要はないでしょう。
トラリピEA無料プレゼントにつきましては、以下の記事で詳しくお伝えしていますので、参考にして頂ければと思います。